中高年の就職レポート【最新版】

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キャリアとスキルは必ずある!中高年の就職に必要なもの

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難しい中高年の就職

 2014年1月現在、我が国で完全に職を失っている人は238万人。会社に在籍していても仕事がない人、非正規雇用で働いている人などをあわせると、かなりの数の国民が、社会的、経済的に不安定な状況におかれています。

 その中でも、中高年の就職は、かなり厳しくなっています。経験と年齢を重ねたことによる「かたくなさ」や、「育成期間の短かさ」などが採用のさまたげになるようです。採用に際してとかくマイナスイメージをもたれがちな中高年を、企業がそれでも雇う理由は、その人のキャリアとスキルを求めてのこと。勢いややる気だけで乗り切るのは難しいのが現状です。では、中高年の採用に必須のキャリア、スキルとは、どのようなものなのでしょうか。

キャリアやスキルに自信のない中高年

 たいていの中高年の方は「どんなキャリアがありますか?」「どのようなスキルをもっていますか?」と聞かれると、尻込みします。「そんなものはない。人に言えるような資格もないし、今まで職場で頑張ってはきたけれど、同じ業務を繰り返してきただけ」。「その会社にとって必要なスキルは身につけてきたけれど、それが再就職先で役に立つとは思えない」という声が大半です。

 「私にはこれができます!」と胸を張って言える中高年の方は少ないといえます。では、大半の中高年の方は、キャリアもスキルもないから、正社員はあきらめるしかないのでしょうか。あなたには、本当にキャリアもスキルもないのでしょうか。

キャリアもスキルも、特別な「何か」ではない

 「私は今まで、毎日の会計業務で、1円の間違いも見逃さなかった。」「どうすれば部下が仕事をしやすいかを考え、自ら作業進行を作成し、業務を進めてきた。」実は、こういった、一見ありふれたストーリーこそ、あなたのキャリアであり、その業務、経験で培われたものが、スキルです。

 この、なんでもないように思われることは、あなたの心に記憶されているだけでは、ただの思い出です。このストーリーを表に出し、整理し、表現していくことで、その職務経験はあなたの「キャリア、スキル」となっていきます。では具体的にはどうすればよいのでしょうか

1 まず、キャリアを書き出します。

①今まで在籍してきた部署などを、時系列で書きだす
②そこに、その部署で行ってきた企画や業務を加える
③さらにその中で行っていた具体的な仕事を書き出す


① ○○年~○○年 営業部
② 新規製品の拡販プロジェクト
③ ・販売マニュアル作成 ・販路開拓

2 書き出したキャリアの中からスキルを見つけ出す

 上記のようにキャリアを表面に出していく作業を行ったら、③を行うにあたって求められるスキルとは何か、ということを考えます。例えば、上記の「販売マニュアルを作成」するときに必要なものが、「それまでの経験の蓄積と、それを的確に分析する能力」であれば、その能力こそ、あなたのスキルです。

 「新規製品の魅力を、他社製品との比較によって巧みに際立たせることができる」、「どのような販路で売っていけばいいのかの判断ができる」、「ターゲットにする年代や性別によって、セールストークや訪問の時期を変える工夫ができる」、などは、経験と、それに基づくノウハウがなければできないこと。そしてこの、一夜にして培われることのない、あなたならではのスキルが、それを求める企業の前に提示できたときにはじめて、採用につながるのです。

 職務履歴書に、経歴だけを書き連ねていませんか。自らの職務経験を洗いだし、その中からスキルを見つけ出し、企業にわかりやすく提示する。この作業が就職への一歩となります。

公開日:
最終更新日:2015/04/09