中高年の就職レポート【最新版】

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中高年の就職と試用期間の考え方

   

試用期間の定義と意味

 中高年の就職がキャリア採用であったとしても、試用期間を設ける企業が大半です。試用期間の定義は、募集職種に対応するスキルと適性、勤務態度を見極めることですが、中高年に対しては、それだけではありません。社風や既存組織になじめているのかどうか、入社前にコミットした成績をあげているかどうか、今後の企業運営に必要な人材だと思えるかどうかを、経営陣は見極めようとしています。

 つまり、自社に不要な人材だと思われると、試用期間の延長や雇用形態の変更など会社に勤めにくい条件を提示したり、安い給料で長時間勤務を強いられる可能性も低くないのです。中高年の就職では、試用期間中に自分も企業を見極めて、その後の対処法を検討する心構えが必要なのです。

使い捨てされないために覚えておきたいこと

 ここ数年、労働人口確保のために、定年の引き上げが奨励されているため、中高年の転職市場は活況です。ですが、求人のすべてが労働条件がよいものではなく、中にはネオブラック企業も多くあります。ネオブラック企業とは、転職先が見つけにくい中高年を対象に、給与や経費を減らし続けながら働かせ、退職しようとすると妨害する企業のことをいいます。

 キャリア採用の場合でも、採用した社員の顧客や仕事を自社に回してもらい、後任に引き継いだうえで勤務条件を悪くするなど、中高年が泣き寝入りするしかない状況も生まれているようです。試用期間中にいいように使われないためにも、雇用契約書の取り交わしのときに、試用期間とその間の待遇について双方で確認しておくとともに、就業規則の試用期間の部分をコピーしておきましょう。

 もし、試用期間の延長を通告されても、企業と本人の合意がなければ違法になることを、覚えておきましょう。

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